注意 |
取付前準備 | ■マスターシリンダーやレリーズシリンダーの劣化や漏れなどが無い事を確認してください。(漏れや劣化がある場合は必ず交換してください。そのままでのご使用は、クラッチの切れ不良となります) ■マスターシリンダーからレリーズシリンダーは、出来るだけダイレクトに接続してください。(配管途中にパイピングがある場合は、出来る限りダイレクトに接続してください。図2を参照) ■インプットシャフト・レリーズホーク・ピポットの曲がりやねじれなど、変形がある場合は交換してください。(以前強化クラッチやカバーを装着していた車は特に注意してください) ■装着前に、クラッチディスクをメインドライブシャフトに通してください。この時、スムーズに動く事を確認し、決して無理矢理に入れないでください。ディスクが破損したり切れ不良の原因となります。(この時ワイヤーブラシ等でスプライン部分を清掃してサビや古いグリスを取り除いてください) ■クラッチディスクのスプライン部分及びメインドライブシャフトにはグリスを塗らないでください。(ディスクのスプライン部分及びメインドライブシャフトのスプライン部分はスプレー潤滑剤で十分です)グリスを塗ると遠心力でグリスが飛び散りディスクの滑り、焼け、ジャダーなどの原因となり寿命を大幅に短くします。 ■セルモーターギヤに傷やガタつきがある場合は交換してください。特に旧車は要注意です。(フライホイールのリングギヤを破損する恐れがあります) ■ディスクは大切に扱ってください。落下させたり衝撃を与えないようにして下さい。また水に濡らしたり、濡れた手での作業は絶対に行わないでください。(切れ不良・破損・ジャダーの原因となります) ■組みつけの際、フライホイール・センタープレート・プレッシャープレートなどディスクの当たり面は、必ず脱脂を行って下さい。滑りやジャダーの原因となります。 |