「エスプリ」様とは、トヨタ86用のスーパーロックLSDでおつきあいさせて頂いて1年になります。
最終的には、デュアルコアLSDで「車が変わったよ」って言って頂けましたが、最初はLSDの設定が決まらず大変でした。
「エスプリ」様へのOSデュアルコアLSD導入奮戦記

エスプリ様「トヨタ86につけるから、とりあえずLSD送っておいて!」
 OS技研「どんな設定で出しましょう?」
エスプリ様「とりあえず、お宅の設定で良いです」

というわけで、最初はスーパーロックLSD specSを出させて頂きました。
SpecSは、45°〜25°のカム角です。
SpecSは弊社では、標準仕様でオールマイティに使える設定になってました。
それから、しばらくして
エスプリ様「お宅のLSDなんだけど、凄く効き過ぎるんですけど」
 OS技研「そんなはずは無いんですけどー 車はどんなセッティングですか?」
エスプリ様「そんなに、無茶なチューニングしてないけどなー、あ、そういえばターボは組んでるよ」
 OS技研「ターボなんですか!  なら設定を落とした方が良いですね」
エスプリ様「ターボつけたら、違うんですか?」
 OS技研「はい、トルクが高くなるとLSDが効きやすくなるんですよ」
エスプリ様「なら、高トルクで良いやつの部品を送ってください」

こういうやり取りがあって、カム角を落とした35°〜25°を出させて頂きました。
そうしたら、
エスプリ様「とりあえず、良くなったよー」
と言うお答えがあり、ちょっとほっとしました。

厳密に言うと、同じ86でもパワーが上がっただけで、LSDのセッティングが変わるんだと思いました。
そうしていると、マシンのスペックが上がってきて
エスプリ様「新しいLSDがでたんだって」
 OS技研「はい、デュアルコアLSDって言うんです!」
エスプリ様「それ、良いの?」
 OS技研「はい、良い、はずなんですが」
エスプリ様「なら、それ送ってください」
 OS技研「設定はどうしましょう?」
エスプリ様「とりあえずは、その機構だけを使わせてください」

という事で、デュアルコア機構のみを送ったのが、間違いでした・・・・
エスプリ様「LSDが、引きずるよ! どうにかなりませんか!」
 OS技研「なら、カム角を1.1wayにしましょう!」

最終的には、デュアルコアLSD35°〜3°に決定しました。
最後の難関は、2014 HKSプレミアムデイ OPTION FUJI SUPERLAP 86/BRZクラスです。
エスプリ様のZN6は、なんとHKSを抜く驚異的なトップタイム(1'51.885)をたたき出しました。

その後、お電話を頂き
エスプリ様「車が変わった!」
 OS技研「えええ?」
エスプリ様「今回、LSDとタイヤだけを変えたんだが、ドライバーが車がまるで変わって良かったと言ってました」
 OS技研「それは、ありがとうございます!」

LSDのセッティングがいかに大事か、トップのチームはいかに繊細な仕事をされているのか、プロのドライバーはいかに凄いのか改めて思い知りました。

 
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